受験勉強

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比例の式はy=ax、反比例の式はy=a/x(分数)で表すのが基本ですが、
反比例のグラフを考えるときにはxy=aの式で考えたほうが分かりやすいですよ。
反比例の関係をx座標とy座標の積が一定である関数と考える訳です。
まず比例定数aを求める問題でグラフが(2,8)を通るという時、y=a/xの
式で考えると、
8=a/2
a=16
となりますね。
ここでxy=aの式を使うと、いきなり2×8でa=16が求められます。
反比例の式が与えられていて、x座標かy座標を求める場合にも便利です。
たとえば、y=16/xという反比例の式の場合、
xy=16という式で考えるとx=2の時は
2y=16
y=8
y=8の時は
8x=16
x=2
というふうにx座標と、y座標のどちらを求めたい時でも同じ手順、操作で
求めることができて合理的です。
反比例のグラフ上で、x座標、y座標の両方が整数になる点を求める問題も
あります。
その時もxy=aの式で考えると、x、yの値がaの約数になっていることが
分かりやすいですし、計算もしやすいですね。
反比例のグラフでは、ぜひxy=aの式になれてください。