数学のテストで30点が取れない中1の子へ。
冬休みのうちにどんなことをしなければいけないか、書きますね。
受験勉強

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30点取れない子のポイントは、
ズバリ計算です。
圧倒的に計算間違いが多いのです。
12月23日に、私の塾でも模試をやりました。
採点しておりますと、数学が悪い=計算問題で落としているのです。
その模試において、計算問題の配点は52点。
70点を超えている子は、この52点が満点ですが、
塾に初めてきた、という数学苦手な男の子たちは、
52点中、約20点でした。
数学が悪い=計算問題で落としている、のです。
さて。
計算問題に強くするための勉強法です。
準備するもの
・ノート(超重要)
・薄手の計算問題集(市販のもの、教科書でも可)
まず、普通に問題集を解きます。
解き終えましたら、
その中から10問、ランダムに抜粋します。
そして、
10問全部正解ならクリア。
1問でもミスしたら、
問題集の計算を全て解き直し!
とても厳しいかと思いますが、計算間違いをする人の特徴は、
10問中8問あっていたらオッケイ!
という人です。
完璧を追求しない、と言い換えられるかもしれません。
計算ミスをなくすには、この意識改革
が何よりも必要であると私は思います。
完璧じゃなければアウト。
1問でもミスしたらやり直し。
そういう脅迫(?)があれば、お子さんはどういう行動をとるでしょう。
1問1問を慎重にやり、
やり終えた後も、見直しをしたりしませんか?
この姿勢が大切なのです。
完璧を求め、慎重に解き、見直しを徹底する。
この姿勢が計算間違いを撲滅してくれます。
しかしこの勉強法。
親子でやると、もしかしたら喧嘩になるかもしれませんので、
塾や家庭教師の先生や、
親せきのいとこのお兄さんお姉さんなど、
第3者がやるのが望ましいかと思います。
最後に、
この意識改革を助けてくれるのが「ノート」です。
ノートに必ず途中式を書かせてください。
途中式を書くことは、慎重さを増すことになり、
見直しをしやすくなることにもつながります。
ぜひともノートを一冊準備ください。
最後の最後に。
決してスピードは競わないでください。
10分の計算テストを3分で解いても、
TVゲームとは違い、ボーナス得点は付きません。
9分30秒ギリギリで終わったとしても、
○が多く付いた子が勝ちなのです。
スピードは、慎重さを損ない、見直しを省略させます。
お勧めしません。